松山英樹:7億円超。久常涼:5億円超 米ツアーで戦う2人の日本勢、今季の獲得賞金は? 松山は最終戦へ!

日本のM・H砲とも言える両巨頭(JGTO提供)

米男子ゴルフツアーも残り4大会。最後のメジャー「全英オープン」を14位で終えた松山英樹は、続く「3Мオープン」の最終18番ではグリーンサイドからチップインイーグルで締めるなど「64」で3位へ。3位は今季最高2位だった2月の「フェニックス・オープン」に次ぐ好成績。年間ポイントランキングは37位から26位にジャンプアップ。上位30人で争う最終戦の出場圏内に入りました。優勝はなかったものの松山の米ツアーでの今季の獲得賞金は7億円超。この松山を追って、早くも5億円超を稼ぎ米ツアーメンバーの座をつかんだのは、米国3年目の弱冠・久常涼でした。日本の“М・H砲ともいえる両巨頭です。

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今季最後の海外メジャー「全英オープン」に挑んだ新鋭・久常涼のアンダーパーゴルフは周囲を驚かせました。「ロイヤル・バークデールGC」は前回大会より大幅に改修され、難度が高まったメジャーの舞台でした。そこで日本からやってきた若者がいきなり2バーディー、ボギーなしの2アンダーパー「68」。松山の立ち上がりを4打も引き離すスタートダッシュは驚きでした。松山が2日目、3日目には初日の出遅れを挽回したのはさすがでしたが、久常涼のアンダーパー発進も凄い。2R、3Rと足踏みしましたが、最終日は再び「69」のアンダーをマークしたのはただものではありませんでした。

一方、85位スタートと最悪の出足から、最後は通算4アンダーの14位まで回復した松山の反発力。「4番から4ホールくらいをやり直したい」と、悔しがった松山でしたが、この強さはメジャーチャンピオンのパワーといっていいでしょう。

この「全英オープン」で獲得した賞金を見れば両者の力の差がわかります。初日アンダーを出して驚かせた久常の獲得賞金は、中だるみで53位まで落ちて約722万9280円。

松山は初日の出遅れを逆にとり返して14位まで戻し、約3757万2000円としたのは実力者の強さでしょう。久常にはこれから学ぶ点がまだ残っているようです(ともに1ドル160円換算)。

「全英オープン」が終わって次戦は「3Mオープン」。松山は最終ホールでチップインイーグルを見せるなどして3位に食い込み、約7000万円を加算。今季は通算7億1000万円。久常は42位で通算5億2233万円余。残る大会は「ロケット・クラシック」で2人がどう戦うかが見どころです。久常が初日にまた4アンダーの「66」を出して首位と5打差の13位発進。松山は「67」の3アンダー27位でスタートしたのは、また興味深い戦いとなりそうです。米ツアー、戦いはあと僅かですが、2人の締めくくりを見守りましょう。