
金谷拓実(27)。2024年の国内賞金王。昨季から米ツアーを主戦場に。昨春結婚。今季の米ツアーは“格上大会”2戦を終えフロリダシリーズ4連戦へ。その初戦「コグニザント・クラシック」(パームビーチ・ガーデンズ、パー71)を終えました。“谷間”の試合とあって世界ランキング上位10傑が不在。日本の松山英樹、久常涼も出場しておらず、他の日本勢3人にチャンスでした。米ツアールーキーの平田憲聖(予選落ち)と中島啓太(棄権)の脱落。トップと6打差12位でひとり粘る男・金谷。しかし、最終日にスコアが伸びず8アンダー、17位タイ。今季自己最高順位だけは確保しました。
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米ツアーは西海岸から東海岸に移り、フロリダ4連戦(フロリダスイング)のスタートです。
強風のフロリダ。点在する池に風が複雑にからみ、日本勢にはなかなか慣れないコースです。米ルーキーの平田憲聖はトータル5オーバー104位タイで予選落ち。初日82位の中島啓太は米ツアーでは初の棄権と、フロリダの難関コースに打ち負けました、。初日82位と出遅れた金谷の粘り強いゴルフがどこまで通用するか。2日目は7バーディー2ボギーと5つ盛り返す「66」で18位と息を吹き返しました。3日目はさらに4つ伸ばす「67」でトップと6打差12位と首位に接近。日本勢でただ一人優勝争いまで競り上がってきました。ところが最終日のブレーキです。最終日は5バーディーも取りながら、2ボギー、1ダブルボギーの「70」最終日最終18番ではやっと7㍍ものバーディーパットを決め、こぶしを握り締める8アンダー、17位。シーズン5試合目で初のトップ20フィニッシュとなり。注目の集まる金谷でした。
昨春には国内女子プロと結婚。米ツアー予選会も突破して腰を据えて米ツアーで戦う金谷です。早く米ツアー1勝を願い、今回の「コグニザント」は絶好のチャンスだったのに、最終日の足踏みは痛かった。“谷間”とはいえ、優勝賞金172万ドル8000ドル(約2億6900万円)のビッグマネーが勝ったエチャバリア(コロンビア)に贈られました。
フェアウェイキープ率、パーオン率も先週の試合、最終日以外は上々の数字でした。グリーン上のパッティングアベレージも悪くありません。フロリダシリーズの“格上げ試合”「アーノルド・パーマー招待」は3月5日から今季3戦目です。
(了)
