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今年もやってくる「ファンケル クラシック」(静岡・裾野CC)!シニアツアー屈指の大ギャラリーを集める大会。今年は?

記者発表会で笑顔で握手を交わす主力選手たち。左から深堀、米山、中嶋、ファンケル池森会長、倉本、室田、鈴木(東京・プリンスホテル)

″シニアの元気が日本の元気!〝でおなじみのシニアツアー「ファンケル クラシック」は、今年も8月23日から3日間、静岡・裾野CCで開催されると発表されました。19回目を迎える老舗のシニアツアー「ファンケル」ですが、今年はレギュラーツアーの「長嶋茂雄招待セガサミー杯(北海道ザ・ノースカントリーGC)}と同週で日程がぶつかり、シニアの新しい顔、谷口徹、藤田寛之、手嶋多一らがセガサミーの方に出場するという残念な知らせ。しかし、国内シニアツアー第1位の観客動員を誇る「ファンケル」です。今年も中嶋常幸、室田淳、倉本昌弘、米山剛、鈴木亨らに加え、深堀圭一郎のシニアルーキーのエントリーが予定され、大観衆の中で熱い戦いになることは間違いなさそうです。

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挨拶する池森賢二ファンケル代表取締役会長(東京プリンスホテル)

毎年、うだる暑さの8月に開催されるファンケル クラシック。富士山麓に広がる裾野CCですが、丘陵コースのアップダウンのタフさは、50歳以上のシニアには″もう一つ〝の戦いでもあります。そのせいか、大会はこれまで激戦、熱戦が多いのが特徴です。中でも一つ違いの中嶋常幸(64)と室田淳(63)の一騎打ちは、ファンケル史の残る対決。手始めは06年二人のプレーオフ。1ホール目(18番パー5)2オンを狙った中嶋が第2打を右に曲げてOB。室田のシニア3勝目を献上しました。翌07年にはトップを走る中嶋が最終日18番で第1打を今度は左の林に入れ、これがロストボールとなって結局は中嶋のリベンジ成らず。室田の逆転勝ちでした。室田はファンケルで計4勝を挙げていますが、中嶋はいまだにファンケル優勝の運がありません。今季も大会発表会の席上、中嶋は「池森(賢二)会長の思いに賛同して、毎年参加してきた大会ですが、1人邪魔する人がいて、いまだに私は優勝がない。でもシニアの楽しさを教えてくれた試合です」と、横に並んだ室田淳プロを見てニヤリ。今年は出場試合もグンと減っている中嶋ですが、ファンケルには出場予定。「若い人も多いですが、私なりに思い切ってやります。勝ちたい大会ですから」と、初優勝を夢見ています。

一方の室田は、今季まだ優勝はありませんが、シニアのこれまで5試合にはすべて出場。3試合はトップテンに入る元気なところをみせています。「今年は米ツアーではタイガー・ウッズがマスターズで復活しました。日本では石川遼が日本プロに勝ち、63歳の倉本(昌弘)会長がスターツシニアで3シーズンぶりの優勝でした。ゴルフ界は明るい話題が続いています。ファンケルは私にとって15回目になりますが、体の準備をしっかりとやって自分の力を出し切りたい。そして中嶋さんの邪魔をしたいですね」と、まだまだ意気軒昂なコメントを語っていました。

米山剛のティーショット(静岡・裾野CC=これまでの大会)

今年のファンケルは、レギュラーの長嶋茂雄セガサミー杯とぶつかったのは残念ですが、それほどいまのシニアにはレギュラーと掛け持ちの選手が多いのです。それ以外にも今季シニアツアーで勝っている秋葉真一、溝口英二、山添昌良ら。また尾崎直道、川岸良兼、伊澤利光、崎山武志、米山剛、井戸木鴻樹、羽川豊、田村尚之らの実力者が控えています。さらに今年シニア入りした深堀圭一郎(50)は、シニアツアーの方に出場予定です。
「シニアにきてみて分かったのですが、シニアの人はまだまだ元気で闘争心がありますね。レギュラーでちょっと元気をなくしていた人が、シニアに入って元気を取り戻している。僕もやっとシニアの環境になれてきたので、8月からはしっかりとやりたいです」(深堀)と、シニアルーキーの意気込みを話しています。一昨年、ファンケルの17回大会は史上初、5人によるプレーオフとなり、3ホール目で米山剛が劇的イーグルを決め、シニア3年目で初優勝しました。

ファンケル4勝と断然な強さを誇る室田淳(静岡・裾野CC)

来年は20回目の記念大会を控えているファンケル・クラシックです。2001年の創設当初はバブル経済の崩壊でゴルフツアーのスポンサーも減少して特にシニアには厳しい状況でした。そんな折、「日本経済に活気を与えたい」との願いを込めて始まったのがこの大会。創設当初は6試合しかなかったシニアツアーが、いまでは18試合にまで復活しました。「ファンケルクラシックは、会社をあげて盛り上げる大会になりました。来年の20回大会には、どんなアイデアが社員から出てくるか楽しみです」と語る池森大会会長。9年連続で2万人を超え、年々増えるギャラリー数。昨年大会3日間ではシニア日本新記録の25214人を集めました。国内シニアツアーでは第1位。昨年はレギュラーツアーを含む全ツアーの中でも第5位の動員数。それもこれも池森大会会長(ファンケル代表取締役会長)のあくなき熱意が、ここまでファンケルCを大きくしたのでしょう。
会場内では、ギャラリー向けのレストランやファンケル商品の特別販売など楽しめるさまざまなコーナーも用意されています。静岡東部では夏の一大スポーツイベントとして定着してきた大会でもあります。

賞金総額:7200万円(優勝賞金:1500万円)のシニアツアー賞金ランキングを大きく左右するビッグプライス。果たして今年のファンケル覇者はだれか?昨季はプラヤド・マークセン(タイ)が、POでG・マイヤー(米)を制しての大会初制覇でした。 東海道・三島駅北口②番乗り場から無料シャトルバスが30分間隔で3日間運行されます(8月23日=金、24日=土、25日=日)。

(了)