
5月に欧州ツアー1勝した金子駆大(かねこ・こうた)が、また大爆発です。「イタリア・オープン」(6月25~28日)3日目に、出だしから4連続バーディー。ボギーなしの「66」で回りました。33位から9位へジャンプアップ。7打差9位で最終日も優勝争い。「68」と健闘しましたが、首位を走るE・エウヘニオ・チャカラ(スペイン)の「64」には及びませんでした。結局は11位でのフィニッシュでしたが、欧州ツアーで大暴れの金子駆大でした。昨季の日本ツア―「賞金王」の資格で今季から欧州ツアー(DPワールド)に参戦している金子。5月末の「オーストリア・アルペン・オープン」で初優勝を挙げ、出場2試合連続優勝を狙いましたが無念の11位でした。首位から出たチャカラが通算24アンダーまで伸ばしてツアー2連勝でした。
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欧州ツアー(DPワールド)参戦1年目で「オーストリア・アルペン」に初優勝したばかりの金子駆大が、出場2戦目の「イタリア・オープン」(トリノGC、パー71)の3日目に大爆発。出だしから4連続バーディーで度肝を抜き、結局5バーディー、ボギーなしの「66」で33位から9位にまでジャンプアップでした。最終日は優勝争いに加わる熱戦を演じ1イーグル、2バーディー(1ボギー)と堂々たる戦いを演じましたが 惜しくも11位で終戦。2試合連続Vの大記録は逸しました。
しかし、金子駆大の集中力・爆発力には驚くばかりです。昨季11月、圧倒的な強さで優勝、賞金王を確定的にした「三井住友太平洋」(御殿場)でも、2日目から最終日まで3日間連続ボギーなしで突っ走った驚異的なゴルフを思い出します。
欧州参戦1年目で「オーストリア・アルペン」をいきなり制覇。「まさか優勝するとは思わなかった」と若さを振りまいた駆大。出場2試合目の「イタリア」でも予選落ちした星野陸也、桂川有人らをしり目に、楽々と予選を通過。欧州ツアーの人気者にのし上がっています。
「イタリア・オープン」の出だし4連続バーディーの凄さ。特別飛ぶタイプではないが、フェアウェイキープ率の高さは金子の大きな武器。フェアウェイを高確率でキープすることでセカンドショットを優位な状況で打てるのが強い。また最近はパッティングの距離感が目立って向上したという。ミスをしても動じない冷静さを保つ訓練も重ね、最終組でのプレッシャーを乗り越えるメンタルの管理にも神経を配っている。
それにしても“7打差”はちょっと大きかったが、3日目「66」の勢いをかっての最終日の挑戦でした。1イーグルを奪っているのは凄いし、スコアも3つ伸ばし、ボギーは1個だけ。最終日の3アンダー「68」は悪くはありませんが、首位を行くチャカラに「64」を出されたのには勝てませんでした。海外ツアーでも常に安定したゴルフ・スコアを出している金子駆大に集まる視線は熱いものがあります。23歳の若さで、すでに1億9000万円余の賞金を稼いでいます。日本の男子ゴルフにまたまた「喝」をいれる若いヒーローの出現です。
【金子駆大(かねこ・こうた)】
★愛知県出身。★出身校:ルネサンス豊田高。★プロ転向:2020年。★ツアー優勝:関西オープン(25年)、三井住友VISA太平洋(25年)。★生涯獲得賞金:約1億9036万円(25年11月現在)。
