
人気低迷と試合数の減少が続く男子ゴルフツアーに、新規大会1試合の開催がシーズン中に発表されました。大会名は「ドラッグストア・コスモスカップ」。賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)。男子ツアーの空き週だった10月1~4日、静岡・三島市のグランフィールズCCで開催されます。今季のツアーはこれによって23大会となります。選手会副会長でツアー5勝の堀川未来夢(33)が、旧知で親交のあるコスモス薬品・横山英昭社長らに開催をもちかけて実現した「営業」が実を結んだ朗報でした。
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話のフタ明けは今年5月の「中日クラウンズ」に始まります。このビッグ大会で優勝した堀川未来夢(ほりかわ・みくむ)に「何かお祝いをしなくちゃあね」と話しかけたコスモス薬品横山社長に、堀川は「ひとつ、男子ツアースポンサーにお願いします」と懇請したのが、一気にいい方向に展開したのです。堀川は続ける。「男子プロ界はひところ年40試合もあったのが、いまでは年間20試合程度に試合数が減った。シード選手でも収支が赤字になるプロもいる状態。なんとかコスモス薬品さんで1試合でもやってもらえないでしょうか。選手みんなで盛り上げますからー」。
直接依頼された横山社長は「オリンピックの種目である男子ゴルフを衰退させてはならない。プロが活躍する姿を少しでも多くの子供たちに見せ、子供たちが憧れるスポーツであり続けてほしい」と熱望。3年間は大会開催を続ける意向も示しました。
これにはJGTOの倉本昌弘副会長は「堀川クンが“営業”してくれてトーナメント開催につながったのは本当に嬉しく思う。ツアーの方々、スポンサーの方々も男子ツアーを盛り上げようという気持ちを強くもって頂いてできたこと。素晴らしい取り組みだと思う」と語っています。
トーナメント開催には必要不可欠のコース側も賛同。グランフィールズCCは2022年には「日本プロ」の会場になっており、堀川未来夢が優勝しているのも強い縁を感じます。三島には日大のゴルフ部寮があり。グランフィールズCCは日大生を中心の練習に使わせてもらってきました。女子ツアーの会場になったこともあり、今回もメンテナンスには問題なしとしています。
7月7日、都内で新大会が発表された席上には、主催者のコスモス薬品横山英昭社長、日本ゴルフツアー機構の倉本昌弘副会長、グランフィールズCCの井上和巳支配人代行、阿久津未来也選手会会長、堀川未来夢副会長らが出席して、異例のシーズン中の新大会発表会となりました。
