Category Archives: 未分類

イ・サンヒ 日本ツアー14年目悲願の初優勝!「グリーン見聞記」(児島)

父親の墓参りで吉報を届ける(JGTO提供)

韓国の男子プロが、来日14年目で悲願の日本ツアー初優勝を飾りました。イ・サンヒ(李尚熹)34歳。ジュニア時代は「韓国アマ」など多くのタイトルを取り、2012年に日本のQT1位となり、翌13年にシード入りした選手です。14年の「日本ゴルフツアー選手権」では首位タイでホールアウトしたが、パッティングラインを指で押したと裁定され2打罰(ルール改定により現在は無罰)。思わぬことで初優勝のチャンスを逃がしました。それでも日本では8回の2位を記録するなど、その実力は広く知られてきた実力者です。

☆★      ☆★      ☆★

この大会。初日から6位、5位、そして3日目は首位と1打差の2位という安定したゴルフでした。15番でドライバーを右に曲げたが「なぜか運があってピンを狙えた。グリーンでもラインがきれいに見えバーディーがとれた」とイ。7バーディー、ボギーなし「65」の最終日は強かった。トータル23アンダーの堂々たる逆転Vでした。今年7月、栃木で開催された「ジャパンプレイヤーズ・チャンピオンシップ」は通算8度目の2位で、今季は好調なツアーを続け、“初Vも目前か”といわれていました。

若い時からキャディーやマネジャーをやってくれていた最愛の父親が、23年1月に他界。優勝トロフィーをもって墓参りをするのが自分への約束だというイ。そして「やりました!」と短い言葉で報告をするという。父から聞かされてきた言葉は「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という一言だそうです。母国と日本を行き来しながらのプレーを続けた苦節14年。最近では25年の三井住友VISA太平洋のビッグ大会でも2位の健闘が記憶に残っています。

《イ・サンヒの今季主なスタッツ》

★平均パット⇒1位(1.68)

★バーディー率 ⇒1位(5、38)

★パーオン率 ⇒2位(73,55)

★ドライビングディスタンス⇒ 90位(278、63yd)