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選手会主催の男子ツアー、“新婚”岩崎亜久竜が制覇。優勝1000万円 でも小さくない!

「サトウのごはん」10年分をゲット(JGTO提供)

男子ツアー選手会主催の大会「ジャパン・プレヤーズ・チャンピオンシップbyサトウ食品」栃木・西那須野CC(パー72)が開催されました。賞金総額5000万円、優勝賞金は1000万円のスリムなイベントでしたが、選手たちは“自分たちが立ち上げた大会”と白熱戦を演じ、最終日の3位には10人がひしめく大激戦。その中のひとり、首位と2打差で出た岩崎亜久竜(いわさき・あぐり、28歳)が10バーディー(1ボギー)の「63」をマーク。大会レコードのトータル25アンダーで2年ぶりの通算3勝目をつかみました。

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岩崎亜久竜。あまり聞き慣れない名前ですね。静岡県出身で日大出。2020年にプロ入りし、翌年は下部ツアー中心にプレーし抜群の飛距離が話題になっていました。22年はツアーにフル参戦し、開幕戦で初の最終日最終組を経験して5位。これを契機に上位に名前を出して 「パナソニック・オープンでは、当時まだアマだった蝉川泰果に競り負けるなど2位が3回。未勝利ながら賞金ランク3位に入って名前を知られ始めました。この“賞金ランク3位”で欧州ツアーの出場権をつかみ、翌23年は海外生活を体験しましたが結果を出せずに苦戦続きでした。

その岩崎が大きなチャンスをつかんだのは、その年(23年)の「日本オープン」最終日、7位からの追い込みで石川遼を制したビッグタイトルでした。24年には「ANAオープン」を3位からの逆転で勝ち、ツアー2勝目でトップグループに参入。25年7月には日大ゴルフ部同期の真衣さんとめでたく結婚。その25年は優勝はなく今回、アツアツの結婚後初勝利。昨年賞金ランキングは49位。ドライビングディスタンスは299、51ヤードで15位。やはり飛ばし屋が彼の主武器です。

今回、岩崎は大会3日目にも「63」を出しており、「毎年、伸ばし合いの大会。バーディーを沢山とらないといけない気持ちでやっていた。勝つことが自分の中では一番大事としてきたので、今年の優勝は特別嬉しい」と岩崎。3打差23アンダー2位にはイ・サンヒ(韓国)、22アンダーには同じ韓国のイ・ギュミンと続く、飛ばし屋大会。23年の「日本オープン」Vと2勝目の「ANA」は、ともに3打差を逆転。今回も2打差を逆転して頂点に立った岩崎の粘り腰は髙く評価されそうです。岩崎には優勝の副賞として「サトウのごはん」4000食(10年分)」が贈られました。選手会主催の小ぶりな大会でしたが、最終日は雨の中、1531人のギャラリーが集まりました。それなりに意義のあるツアーだったようです。

《選手会主催の大会》

第1回大会は2021年コロナ禍で試合が減るなか、選手らの手 で働く場所を作ろうとトーナメントの立ち上げに動いた。当時池田勇太が選手会の副会長と事務局長を兼務、選手が事務局長を務めるのは初めてだった。特別協賛で大会をスポンサードするサトウ食品の佐藤元(はじめ)社長は、第6回王者の岩崎プロを「アグレッシブに攻めていくタイプ」と称え「選手のレベルがまた一段と髙くなったのに驚いた。若い選手が増えたしね」と話し、大会を仕切っていた池田勇太プロには「1回は優勝してほしい」。”その池田勇太プロも「自分が大会を作った張本人みたいなもんだから、思い入れは大きいよ」。今大会は17アンダー、25位タイでした。