最終日最終18番でイーグル・フィニッシュ! 好調・久常涼、魅せるゴルフで8位タイ。3戦連続トップ10入り

Vが待ち遠しい(JGTO提供)

サンフランシスコに近いぺブルビーチGL(パー72)。グリ―ン上のボールも動くほどの強風が今年も吹く中でのビッグ・イベントでした。賞金総額30億円。優勝賞金5・5億円超のシグニチャー(昇格大会)とあって世界のトップクラスも続々とエントリーしてきました。日本からは前週プレーオフで敗れた松山英樹。今季2度のトップ10入りと絶好調の久常涼。新鋭・久常は難コースにおじけず、得意の長打力でみせた初日の10バーディー、ボギーなしの自己ベスト「62」の単独首位で飛び出したのは見事でした。高額賞金のかかるシグニチャー大会は初出場。2日目もトップをキープ。3日目は「74」と落としましたが、最終日のチャージはまた目を見張りました、

11位から出た久常は2イーグル、4バーディー、3ボギーの「67」で盛り返し。最後18番(パー5)では「100回やって1回しかできない」(久常)」というチップイン・イーグル締め。右ラフからウエッジで打ちだした第3打目。グリーンを転がりそのままカップインしました。通算18アンダーで8位タイ(6人)。3試合連続トップ10入りの快挙でした。

一方、2番(パー5)から2連続バーディーで先行した松山は、最終18番のパー5で衰えぬ意気込みをみせつけました。もう優勝の望みはなくなってはいたものの、左サイドから吹きつける強烈な海風のプレッシャーを恐れず、ドローボールで勝負しました。ボールは強風を縫って進み、フェアウェイ海側の左サイド、絶好の位置へ。アイアンで2オンさせイーグル逃がしのバーデイーフィニッシュは、健在でした。「(あれが)次につながればいいですね。ショットもパターもなかなかかみ合わない、最後のティーショットみたいに思い切って打てればもう少しいいスコアを出せるんでしょうね」と明るい表情をみせた英樹。久常と並ぶ18アンダー8位タイ。2戦連続トップ10入り。次週は同じシグニチャー大会のジェネシス招待。得意とするリビエラ征服へ。松山はこれまでシグニチャーに2勝。今大会の優勝は、コリン・モリカワ(米)。

【シグニチャー・イベントとは(要旨)】

シグニチャー・イベントの始まりは1923年で、当初はエレベーティッド・イベントといわれこの年は17大会が選ばれました。目的はサウジアラビアのオイルマネーをバックに22年から始まった超高額ツアー「LIVゴルフ」へのトップ選手の流出を食い止めるための対抗措置だった。出場できるのは、前年「ツアー選手権」終了時のフェデックスカップ・ランキングトップ50などなど。また資格を持たない選手には「AONネクスト10」「AONスイング5」の二つ道が用意される。久常涼が有資格者となったのは、「ファーマーズ・インシュランス」で2位。「フェニックス」で10位に入ったことから出場権を勝ち取ったもの。

【今季のシグニチャー・イベント 8試合】

「AT&Tぺブルビーチ」

「ジェネシス招待」

「アーノルド・パーマー招待」」

「RBCヘリテージ」

「キャデラック選手権」

「トゥル―イスト選手権」

「メモリアル」

「トラべラーズ選手権」