
平田憲聖(25)が来季の米PGAツアー昇格を決めました。小さい頃から夢見ていた米ツアー本格参戦。昨季1年は米下部のコーンフェリーツアーで腕を磨き年間ポイントランキング15位以内をキープ。今季の米ツアー出場権を与えられる20位以内を確保したのです。その昨季は、出場25試合で優勝はなかったものの2度の2位を含む5度のトップ10を記録し、レギュラーツアー昇格を決めた「平田ルート」を実現させたものです。24年国内賞金ランク2位の実力派。今年は同じルートを石川遼がトライしますが、一歩先を行く平田憲聖のゴルフが見ものです。
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出身地は大阪。大阪学院大を出て2021年にプロ転向。5年目の夢実現ですが、大学3年時の21年には「日本学生」で優勝し同年のQTでは早くもプロ宣言。大学生プロとしてシード入りし、23年5月には「ミズノオープン」で中島啓太をプレーオフで下してプロ初勝利。7月には「日本プロ」を22歳の若さで制覇。24年12月には米国ツアー予選会に挑戦して8位。惜しくもクリアできなかったが、25年は下部ツアーで苦労を重ね、遂にレギュラーツアー昇格を手中にしました。

米PGAツアープレーヤーとなった平田憲聖。正確なショットと冷静なプレーは、海外ツアーで戦っても十分通用する実力を備えています。日本から海を渡り下部ツアーから勝ちあがっていく粘り強さと根性は大した力強さを秘めています。米ツアーで戦って初優勝はいつか、という楽しみを秘めたプレーヤーといってもいいでしょぅ。1年間のコーンフェリー生活が骨となり実となって平田をひと回り大きくしたと思えます。
昨年末、米ツアー最終予選会に挑戦して通過できなかった石川遼と平田憲聖は親しい間柄。下部ツアーへの参戦を表明している石川遼はこの“平田ルート”を目指しているとも思えます。34歳の石川が米ツアー再挑戦するには心強い先導者になれば最高でしょう。それにしても先を行く平田の米ツアーは見応えがありそうです。
(了)
