9年ぶり塚田よおすけ(40)勝つ!「ダンロップフェニックス」 金子躯大、ツアー最終予選会出場決定!

家族の前で9年ぶりのV(JGTO提供)

秋シリーズの第2戦「ダンロップフェニックス(パー70)」は宮崎・フェニックスCCで行われ、塚田よおすけ(40)が通算13アンダーで9年ぶりのツアー2勝目を挙げました。御殿場の「三井住友VISA太平洋」で今季2勝目を勝ち2週連続で3勝目を狙った金子躯大は最終日「77」と崩れ、通算4オーバーの44位に終わりました。しかし、本大会終了時点の賞金1位の資格で12月11日から始まる米PGAツアー最終予選会から出場することが分かりました。

米国から参戦した松山英樹は通算7アンダーの5位でした。

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2016年の初優勝から9年。40歳になった塚田がベテランらしいテクニックを駆使してピンを攻め、味わい深いゴルフを披露しました、距離があったり、低い松林の防風林で仕切られた番手の違うアインを使い分けて、バーディーを奪いました。若い河本力や生源寺龍憲らが5打差前後で追いかけられ、世界の松山英樹もその中の一人でしたが、動じませんでした。

ベテランらしいテクニックを駆使(JGTO提供)

長野から応援に駆けつけた家族の前で、最終18番(パー5)では1打目を右のラフに外しながら魅せました。3打目勝負のアイアイショットは鋭いスピンがかかってあと10㌢で直接¥インするところでした。スタンドからは大歓声と拍手。3日間の「67」と2日目には「66」を出している13アンダーはお見事。大会前は70位だった賞金ランキングを大幅に上げ、来年のツアー出場資格を獲得しました。