
米ツアー復帰を目指す石川遼(34)が米下部ツアーに本格参戦。「バハマ・クラシック」(パー72)での開幕戦でボギーなしの5アンダー「67」で回り38位スタート(日没サスペンデッド)を切りました。首位とは5打差の好位置です。132人が出場しうち一人が棄権。他の日本勢では大西魁斗(27)は「69」で3アンダーの76位。下部ツアーは年間25試合が開催され、年間ポイントランキング上位20人が来季の米ツアー出場権を得られます、また年間3勝すれば翌週から米ツアーに出場できる最短コースもあります。石川遼は昨年12月に米最終予選会で出場権は逃がしたが、34位で下部ツアーの出場権を獲得しました。昨季の下部ツアーでは平田憲聖(25)が年間ポイント15位で今季の米ツアー出場権を獲得しています。
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移動距離も長く過酷なツアーとして知られる米下部ツアーですが、賞金総額や試合数は年々拡大して、現在は国内男子ツアーの年間22試合、賞金総額約31億円弱を上回る規模となっています。また開催国も米国を含む7ヵ国に拡がり開幕戦のバハマからパナマ、コロンビア、アルゼンチン、チリと各国を転戦します。
その開幕戦から参戦した石川は、前半2つのバーディーをとって折り返すと11番パー5では2打目をグリーン手前まで運び30㌢に寄せてバーディー。14番に続き、15番(パー5)はバンカー縁から30㌢に寄せて連続バーディーと快調なゴルフ。パーオンを逃がしたのは1ホールだけ。ショットの安定性が素晴らしく最終18番もフェアウェイバンカーからピン10㍍に乗せると、寄せのパットを20㌢に寄せるなど遼らしい“カッコいい”ゴルフを随所で披露してノーボギーをキープしました。
日没で15人がホールアウトできずサスペンドとなったが、海沿いのコースで風も強い中での石川の18ホール、ノーボギーはお見事。過去にも米ツアーを主戦場にしたことのある遼クン。来季の再復帰を懸けて戦いますが、その第1戦だけにあと3日間、この安定ゴルフを期待したいものです。
【米下部ツアー】
PGAツアーの下部ツアーという位置づけから、年間の賞金ランキングやポイントランキングの上位選手には翌年のPGAツアー出場権が与えられるのが大きな特徴。現在はポイントランキング上位20人がPGAツアーへ昇格する。開幕戦から21戦までは通常のレギュレ―ションで行われ、第22戦から最終戦までの4試合は「コーンフェリーツアー・ファイナルス」として出場数が制限される。最終戦の「コーンフェリーツアー選手権」は60人に絞られる。米国内では最終5戦がテレビ中継される予定。
