
1ヵ月半もの“夏休み”を過ごした国内男子ゴルフツアー“秋の陣”のフタ開け。昨年の北海道・御前水GCから群馬・草津CCに舞台を移して開催され、6000ヤード台の山コースとあって、イーグル、バーディー合戦の4日間。その激戦を制したのは、最多アンダーパー記録に並ぶ32アンダーを出した日本・韓国ハーフの新鋭・平本世中(セジュン)でした。ジャンボ尾崎、追悼大会と銘打った「ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだ トーナメント」。初日から首位を譲らぬ完全Vで初優勝を飾った世中の強さは見上げたものでした。優勝賞金は2000万円に100万円超のスイス製高級時計。さらに最多バーディー賞(30個)100万円等をゲットしました。
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連日イーグル、バーディー合戦を繰り広げた草津CC。アップダウンのホールも結構あってパー5の第2打が100ヤードそこそこのホールもあり激戦はシビアでした。若手ながら安定した技術を身につけている平本は、24年にはサンドセーブ率1位に輝いたほどでした。草津では「フェアウェイからはバンバンピンを狙っていった。ピンチらしいピンチもあまりなかったから集中してゴルフができた」という。最終日の争いでも7バーディー(1ボギー)を奪い「66」で回りました。最多アンダーパー記録に並ぶ32アンダーを叩きだしての逃げ切り。初日から首位を譲らぬ完全Vを果たしたのだから見上げたものでした。
出身地は神奈川・相模原市。日本人の父と韓国人の母を持つハーフですが国籍は日本。「世中(セジュン)」とい名前の由来は「世界の中心で活躍できるように」という両親の思いが込められているという、中学時代はバスケットボール部。高校時代はゴルフを再開(厚木北高)。大学時代は専修大1年の2018年に「神奈川アマ」を制し、大学4年の2021年にサードQTを通過して同時にプロ宣言。プロではABEMA(下部ツアー)中心。レギュラ―では「ジャパンプレーヤーズ選手権」で初トップ10入り(10位)。プロ6年目の2026年は安定した成績を残し遂にレギュラーツアー初優勝を果たしました。戦略的なプレーも身につけて注目されるプロに成長。2025年12月に結婚したばかりのまだ新婚さん。お相手は4歳年上の一般女性だという。
まだ殆ど無名だった世中(セジュン)プロ。「ISPS」のレギュラーツアーに競り勝ったこの1勝は、広くセジュンの名をゴルフ界に知らしめました。また一人、低迷する男子ツアーにユニークなニュースターの出現といっていいでしょう。
