東京五輪のゴルフ代表選手選考「来年6月」に決定!石川遼らにチャンス到来!

世界ランキング22位、日本男子最上位の松山英樹。来年に延びた東京五輪j出場もほぼ間違いない。

世界ランキング4位で日本女子では1位の畑岡奈紗。東京五輪でも金メダルを狙う日本のエースは不動!

新型コロナ旋風で来年夏に延期された東京五輪。動向が注目されていたゴルフ競技の代表選手選考は1年延期され、男女とも来年6月時点の世界ランキングによって決定と発表されました。世界ランキングはコロナ騒ぎで3月以降凍結されていますが、資格期間の延長で男子は来年6月21日時点、女子は6月28日時点の世界ランキング(五輪ランキング)に基づいて各国代表15選手が決定されます。国際ゴルフ連盟と国際オリンピック委員会が発表しました。五輪のゴルフ競技は男女各60人が出場し、各国・地域とも世界ランク上位2人。15位以内は最大4人まで出場できる規定に変更はありません。現時点で日本勢は男子で松山英樹22位。今平周吾41位。石川遼が97位。女子は畑岡奈紗が4位。渋野日向子が12位。鈴木愛14位となっています。選考が1年伸びたことで出場選手に変動は起こるでしょうか?

☆★    ☆★    ☆★

国内2年連続賞金王の今平周吾。世界ランクは日本人2位。1年延期でこのポジションをキープできるか?

新型コロナウイルス騒ぎで各スポーツイベントは中止や延期が相次ぎ、ゴルフ界も例外ではありません。日本国内ツアーは男女ともまだ1試合も開催されておらず、米ツアーは男子が6月11日からのチャールズ・シュワブ・チャレンジ(テキサス州)で再開。米女子は7月15日からのダウ・グレートレークス・ベイ招待(ミシガン州)で再開が決まっています。3月から凍結されていた世界ランキングも近々復活するでしょう。東京五輪が予定通り今年開催されれば、今年6月下旬の世界ランキングで決まる予定でした。男子は松山英樹と今平周吾の順。女子は畑岡奈紗と渋野日向子。もし3番手の鈴木愛が15位以内に入っていれば日本女子は3人出場も可能でした。

世界ランク12位で日本人2位に食い込んでいる渋野日向子。1年延期でも代表選手は絶対はずせない!

世界ランク日本人3番手・賞金女王鈴木愛。世界ランク15位以内に食い込んで東京五輪出場を狙う。

東京五輪代表選手の資格期間が来年6月時点に延長され、選手間に挑戦意欲をいま一度かきたてることとなりました。世界ランキングは、世界各地で行われているツアーでの各選手の順位をポイント化し、過去2年間のポイント総数を出場試合数で割った数値で順位づけするものです。従って今季上位にいる選手の実績は来季へ向けても残りますが、今年なら″圏外〝だった選手にもチャンス到来です。日本では現時点で世界ランクをリードしている男子22位の松山英樹と女子4位の畑岡奈紗。この二人は1年延期でも″安全圏〝と思われますが、それに続く2番手、3番手の選手に逆転進出の夢が生まれたというわけです。

男子ツアーで、今春世界ランクのポイント稼ぎに海外の試合に出掛けた石川遼は、その狙いは失敗。逆に世界ランクを97位まで落とす結果となり、今年の五輪出場はほとんど厳しい状況でした。国内の今シーズンは今後どこで再開されるか不透明ですが、来季6月までにもうひと暴れして、世界ランク50位以内へのカムバックを狙います。女子ツアーでも2番手にいる渋野日向子を追っているのは稲見萌寧(もね)=世界ランク58位、河本結=62位、上田桃子=63位、勝みなみ=67位らです。現時点では水をあけられているこれらダークホースたちが、浮上してくる新しい展開も夢ではありません。

石川遼。今春は海外遠征が振るわず世界ランクを大きく落としたが、1年延期の東京五輪にはもう一度「夢」をかける。

国際ゴルフ連盟のアンソニー・スキャンロンエグゼクティブディレクターは「東京五輪の日程変更に伴って選手たちの出場資格を最も公平に且つ公正にする資格規定の調整が図れた。IOCが即座にこの変更を承認してくれてうれしい。大会が1年延期されても安全で公平にゴルフ競技を開催するために尽くし、選手たちに最高のプレーをしてもらえるよう努めていきます」と語っています。
また、五輪ではありませんが、今年の新型コロナ蔓延で試合が激減。よって米男子ツアー(PGAツアー)では各選手が持つ今季のシードを来シーズンまで延長する特別措置を発表しました。PGAのシードはツアーの獲得ポイントランキングで125位以内の選手に付与されます。210位と苦戦を強いられている小平智のシードは、本来今シーズンまででしたが、来シーズンまで生き延びたことに。この幸運を生かせられるかどうか、もう一つの見どころになりました。 (了)