「とにかくすごいです!みなさんも打って実感して!」と絶賛する河本結プロ(22)。 キャロウエイ話題の新兵器『EPICドライバー』。新発売は2月19日!

キャロウエイ新構造、四角形の「スピードフレーム」を模したドライバーヘッドを囲む
左から田中瑞希、河本結、西村優菜の契約3女子プロ。
(写真提供:キャロウェイゴルフ)

石川遼らも契約していて名高いキャロウエイゴルフ(社長:アレックス・ボーズマン)が、また新しいドライバーのシリーズを発表して話題を集めています。最新の「EPIC(エピック)ドライバー」は、人工知能AIがデザインしたフェースに、新構造の「スピードフレーム(ジェイル・ブレイク・AIスピードフレーム)」を搭載したことでインパクト時の力がよりフェースに集中、初速アップをかってないレベルに引き上げました。米ツアーに出場権を持つ河本結(22)は「とにかくすごいです。初速の速さや落ち際の伸びがこれまでと全然違う。この冬であれだけ飛んだら(米ツアーの選手たちに)対抗できる。このドライバーに力を借りながら米国でも日本でも優勝したい。みなさんもぜひ打って実感してもらいたいです」と、試打で260ヤード飛んだ新ドライバーにぞっこんです。『EPICドライバー』には「SPEED」「MAX」「MAXLS(ロースピン)」の3モデルを展開。価格は(税別)7万7000円。2月19日発売予定。

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それぞれに「EPICドライバー」を絶賛、今季の活躍をPRした田中瑞希、河本結、西村優菜(左から)

キャロウェイゴルフは2021年の新製品発表会を1月20日に東京・恵比寿のホールで行う予定でしたが、緊急事態宣言の発令で急きょオン・ラインに切り替えて開催しました。キャロウェイと用具契約する河本結(22)、西村優菜(20)、田中瑞希(22)の3女子プロが出席。YouTubeで報道陣には生中継。トークショーなども行う力の入れようでした。AIによる解析と設計を初導入した各クラブ。さらにパターやボールの新製品も発表するゴルフメーカー春恒例の大イベントでした。

キャロウエイの新兵器「EPICドライバー」3機種

新ドライバーに最注目が集まったのは、そのフェース内部に埋め込まれた「フレーム」です。従来も2本の柱は存在しましたが、今回は初めてAIが解析と設計を担当。ボディの剛性をさらに高めるために生み出されたのが、四角形のフレーム=JAILBREAK AI スピードフレーム=の搭載でした。このテクノロジーによってクラウンのたわみ量が減少、その分インパクトの力がよりフェースに注がれました。フェースにはどのエリアでも高いボール初速が得られるFLASHフェースSS21が採用されているため、飛距離のばらつきが減少、かってないほどのボールスピードを実現。大きな飛びをもたらしました。

国内ではアクサレディスin宮崎で1勝(19年)。20年から米ツアー挑戦の河本結。今季も米ツアーメインで国内はスポット参戦する予定。キャロウエイの新兵器でブレイクするか?!

プロ4年目になる河本結(22)。国内では1勝しましたが、米ツアーに本格参戦した昨季は苦戦の1年間でした。なんとか出場権はキープした米ツアー2年目、リベンジにかける今シーズンですが、用具契約するキャロウェイの新ドライバーにはぞっこんのほれ込みよう。
「初速の速さやボールの落ち際の伸びが全然違う。力が新しいフレームに全集中です。当たった感じがよすぎて、気持ちよさを実感しました。このドライバーのテクノロジーが私を支えてくれそう。その力を借りて、今年はアメリカでも日本でも優勝したいし、早く試合で使いたいです」と顔を紅潮させながら話しました。
2000年生まれ「ミレニアム世代」、の西村優菜(20)。昨年11月の「樋口久子三菱電機レディス」では6打差逆転でルーキー初Vを挙げたばかり。150㌢と女子プロの中でも1、2を争う小兵ながら、フェアウェイを外さない正確なゴルフ。″ウェッジ職人〝と呼ばれる小技の巧さではひけをとりません。
「構えやすくて従来のクラブとは違った強さが簡単に出せるドライバー。当たった時の強さが逃げずに手に伝わってくるので、自分が頑張らなくてもボールが飛んで行ってくれる。打感もいいですね」と、技巧派の優菜にはうれしい武器になりそう。
また、こちらも151㌢ながら″小さな飛ばし屋〝といわれる熊本出身「黄金世代」(98年生まれ)の田中瑞希(22)。試打で262ヤードをマークしたそうで、冬場の女子の試打ではA級の飛距離です。
「顏が小ぶりで構えやすい。球のつかまりがすごくよくて飛んでくれる。打感もよくフェースに乗っている感じが手に伝わってきます。試打でも最初からいい数字が出ました」と、今年こそツアー初優勝を、と意気込んでいました。

各種クラブが揃ったキャロウエイ「EPICシリーズ」

3者3様ながらも、キャロウェイの「EPICドライバー」のさらなるパワーアップには絶賛の声がしきりでした。飛ばすだけがゴルフではありませんが、まずは飛んで曲がらないドライバーがあれば鬼に金棒であることは間違いありません。新型コロナ旋風が収まらず、今季のゴルフツアーが見通せませんが、国内のシーズン到来が待ち遠しいところです。

(了)